チェコ・プラハを旅行する人へ
きゅうすけです。お久しぶりです。
全くブログを更新できていませんでした。。
先週の金曜日はベルギーが建国記念日で祝日だったため、3連休でした。
ヨーロッパに住んでから色々旅行していますが、
こっちに住んでいるメリットとして、短い期間でも近隣の国に旅行しやすいということが挙げられます。
車でもフランスやオランダ、ドイツまで行けますし、
飛行機でも1時間から2時間くらいで様々な国にアクセスが可能です。
今回はベルギーから飛行機で1時間ちょっとのチェコ・プラハに行ってきました。
今回はプラハの空港から市内までのアクセスの注意点を挙げたいと思います。
プラハは空港から市内までは直通の地下鉄や電車がなく、
空港から市内中心部までのアクセスは下記の方法に限られます。
- タクシー
- 個人タクシー(Uber)
- 公共バス→電車へ乗り換え
- 空港高速バス
タクシーは空港を出てすぐに見つけられると思います。
空港高速バスについては空港内でもバスの運転手からでもチケットを購入できるそうです。
公共バスから電車への乗り換えが一番安く済みますので、利用する人は多いと思います。
僕も今回は公共バスから電車への乗り換えの方法をとりました。
(この方法が間違いでした。。。)
空港内にバスの絵か書かれた看板がぶら下がっているのでそれをたどって行けば
バス乗り場に到着します。バス乗り場にチケットを購入できる機械が置いてあり、
30分乗り放題のチケットから1日券や3日券等様々な種類のチケットを購入できます。
まずは119番のバスに乗り、終点のNádraží Veleslavínまで行きます。
バスの中にチケット刻印の機械がありますので忘れないようにしてください。
刻印することによってチケットが有効になります。
終点のNádraží Veleslavínでバスを降りるとを降りると、
地下鉄のAラインがありますのでそれに乗ります。
地下鉄に乗ると15分程度で市内中心部に到着します。
旧市街の中心部へはStaroměstskáで下車しましょう。
ここで注意点です!!!
地下鉄は乗る前にチケットを刻印してください。
1日券などを買った人はバスで押しているので問題ないと思いますが、
僕はシステムがわからなかったので、バスに乗るときに30分のチケットを購入し、
地下鉄に乗る前に再度チケットを購入しました。
そして、刻印し忘れました。。。
というより、バスはバスの中で刻印できたのだから、地下鉄も電車の中で刻印できる
ものとばっかり思っていました。
電車を降りると出口におっさん2人が立っていました。
チケットを見せろと言われます。
刻印のないチケットを見せてしまい、スタンプが押していないと咎められます。
そして罰金800コルナ払えと言われます(1コルナ=約4.98円なので日本円で4000円ほど)。
刻印場所を知らなかったと何度言ってもめちゃめちゃ威圧的な態度で罰金を要求されます。
仕方なく支払い、ふと隣のもう一人のおっさんを見ると別の観光客のチケットを確認しています。
ここでどんどん腹が立ってきて、「なぜ観光客ばかりのチケットを確認するのか、
全員のチケットをチェックしろ」と要求しましたが、
「全員のチケットを確認している、そこで立って見ていろ」と言われました。
バカバカしくなってその場を後にしましたが、今考えても腹が立ってきます。
公共交通機関のチケットの買い方や乗り方などは国によってシステムが全然違います。
ベルギーでは日本のように改札があったり、電車内で車掌がチケットをチェックしたり
します。
プラハに来た観光客は当然プラハのシステムを知らないので、間違って公共交通機関に
乗ってしまうこともあります。チケットをチェックしている奴らは
それを分かっていて、あえて観光客を狙います。
特に僕はスーツケースを持っているアジア人であからさまに観光客でした。
その後、ネットで調べましたが、多くの観光客が被害に遭っているようです。
事前にしっかりと調べなかった自分にももちろん非がありますが、
観光客ばかりを狙うのもどうなのかと思いました。
しかも券売機はコインしか使えません。もし、夜遅くについて、コインも持っておらず、
お店も開いていなかったらどうするのか。。本当にバカバカしいシステムです。
プラハは古い建物や街並みが数多く残っており、
世界の美しい街ランキングの上位に必ずと行っていいほど列挙されます。
しかし、人がこんな風ではどんどん観光客は離れていってしまうと思います。
僕は旅行に行くと、街並み等観光の他に、食べ物やその土地で出会った人々の振る舞いも
楽しむものだと思っています。
そういうものが全て合わさってその国の良し悪しが分かるのではないでしょうか。
(もちろんマナーの悪い観光客もいますので、お互い様と言われればそれまででしょう)
確かに下記の写真の通り、建物や街並みはとても美しく、中世にタイムスリップしたかのような感覚に陥るでしょう。
ペトシーンの丘からの眺め。
カレル橋からの景色。
人々が温かければとってもいい旅行になったと思います。。